■パワーリフティングはじめの一歩

 ●ステップ1

 まず宮城県大会には「スクワット・ベンチプレス・デッドリフト」の3種目を行う
 「パワーリフティング大会」と「ベンチプレス」1種目のみを行う「ベンチプレス大会」
 があります。

 今のところ県大会は年に3回開催され、5月頃と11月頃には「パワーリフティング」と
 「ベンチプレス」の2つの大会が同時開催されます。
 さらに8月頃に「ベンチプレス」のみの大会が開催されます。

 「ベンチプレス大会」のみが年に3回開催されるのは競技として人気があるためですが
 近年パワーリフティングが国体の公開競技になってからは競技人口が増え、
 パワーリフティングの大会も年に3回開催してほしいという要望が多数寄せられており
 協会では開催を検討しております。

 4月の県大会にはそれぞれ「公式大会の部」と「記録挑戦会の部」が設けられております。
 「公式大会」は日本パワーリフティング協会に登録料(5千円〜8千円)を払い選手登録した
 選手のみが出られる大会です。

 一方、「記録挑戦会」は初心者の方や自分の力を試してみたい方などを対象に行うもので
 選手登録は必要なく、参加費(2000〜3000円)のみで出られる大会です。

 「公式大会」は日本パワーリフティング協会に記録が公認され、記録によっては全国大会
 や世界大会に出場することも可能ですが「記録挑戦会」は公認記録ではないため
 全国大会には出られません。

 また「記録挑戦会」はジャージや運動靴で競技できますが、「公式大会」では服装や
 ベルト・ラップなどの用具がルールで決められているため、ある程度の用具を揃える
 必要があります。

 以上のことから、まずは「記録挑戦会」に出て、慣れてから「公式大会」に出場する選手も
 おります。

 「パワーリフティング」か「ベンチプレス」か?
 「公式大会」か「記録挑戦会」か?

 まずはそれを決めましょう。
 
 

スクワット 

ベンチプレス
 

デッドリフト 

 
 ●ステップ2

 出場する大会が決まったら今度は申し込みです。
 「公式大会」に出るためにはまず日本パワーリフティング協会に「選手登録」を
 しなければいけません。
 県内では「K&Bジム」「仙台市体育館PC」「STEEZE」「東北大学」が団体登録しておりますので
 このどれかで練習している場合は「団体選手登録」となり登録料は5000円です。
 これ以外で練習している場合は「個人登録」となり登録料は8000円となります。
 なお個人でも団体所属でも高校生は1000円、大学生(院生含む)は2000円の選手登録料
 になりますので注意願います。

 なお選手登録は4月から翌年3月までの1年間のみ有効です。
 なので毎年大会に出る選手は毎年登録料を払って選手登録をしなければいけません。

 選手登録は選手自身がネットから行います。(詳しくはこちらから

 なお「記録挑戦会」は選手登録が必要ないため「ステップ2」の手続きは不要です。

 ●ステップ3
 

 選手登録が済んだらいよいよ「大会申し込み」です。
 ここで注意する点は、大会の申し込み期限は大会のほぼ一か月前なので
 期限に遅れないようにして下さい。
 
 宮城県では大会の2か月前までにはくわしい案内をホームページに載せています。
 ホームページを頻繁にチェックし大会要項を見て参加を決めましょう。
 なお県大会は全て日曜日開催になっております。(一部土曜日)

 参加申し込み方法はHPの「開催要項」に書いてありますのでそれに沿って申し込みます。

 申込み締め切りは必ず守ってください。

 申し込み締め切り日を過ぎたら「体重の階級変更」はできません。
 当日体重がオーバーした場合は失格になりますので
 体重の階級選択は慎重に行ってください。

 なお「記録挑戦会」は階級がありませんのでその心配はありません。

 
 

大会要項 

 

 ●ステップ4

 大会当日は早めに会場に着くようにしましょう。
 受付は8時〜9時ですが、試合の前にはやることがたくさんあるので
 朝8時頃に到着すると理想的です。
 
 @受付
  受付に行き名前を言って記録票(申込書)を受け取ります。

 A検量
  朝8時から検量が始まります。
  検量室に入り下着一枚になって体重を量ってもらいます。
  検量時間は9時までなので、体重オーバーした場合でも9時までに減量
  できればOKです。

 Bコスチュームチャック
  Tシャツ・ツリパン(県大会はスパッツも可)・靴・ベルト・リストラップ・
  ニースリーブ・ハイソックスなど試合で使用する用具を係員にチェック
  してもらいます。
  チェックを通らないものは使用できません。
  規定はルールブックに書いてありますので確認しましょう。

 Cラックの高さ合わせ
  スクワットラック・ベンチラックの高さを合わせます。
  大会で使用するラックはパワーライン、BULL、エレイコです。
  実際にバーを持ってみて外しやすい高さを確認し記録票に記入してください。
  ベンチプレスではセーフティラックの高さ・センター補助の有無
  (ベンチプレスでバーを外すのを手伝ってもらうことができます)
  足台の有無(ベンチプレスで足裏が浮く場合足の下に台を置くことができます)
  を記入します。

 D第一試技の記入
  試合の第一試技の重量を記入して受付に提出します。(パワーは3種目)
  (第一試技の重量は試合3分前まで変更可能です)

 E食事
  記録票を提出したら食事です。
  開会式が9時なのでそれまでに済ませるといいでしょう。
  
 F開会式

 Gウォーミングアップ
  ウォーミングアップは公式台と練習台の二台もしくは三台で行いますが
  普段の練習の時のようにのんびりとはできません。
  多くの選手がアップしますのでスピーディーに協力しながら
  行いましょう。

 H試合開始
  試合開始は10時ですが、20分前くらいになると試技の順番が
  モニターかホワイトボードに書き出されます。
  試技は軽い重量からになりますので、自分が何番目なのかチェックしましょう。
  第二試技も重量の軽い順番になるので第一試技とは順番が異なる場合が
  あるので、試技ごとに順番をチェックしてください。

 I昼食
  パワーリフティングはスクワット-ベンチプレス-デッドリフトの順番で行われます。
  昼休みは試合の進行によっては無い場合もありますので食事は合間をみて
  とったほうがいいでしょう。
  なので外に買いに行くこともできますがなるべく用意していくことをお勧めします。
   
 J表彰式と閉会式
  全試技が終わり次第、全員で器具の片付けと掃除を行います。
  その間に事務局が賞状を準備します。
  片付けが終わり次第表彰式と閉会式を行います。    
      

 ※コロナ感染に伴い、現在は開会式・表彰式・閉会式は行っておりません。
 




  

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